1.田辺市 | ||||||
田辺市(たなべし)は、和歌山県中南部に位置する市。 人口・経済の点で和歌山県第二の都市であり、和歌山県南部の経済・産業の中心地でもある。熊野古道の中辺路ルートと大辺路ルートの分岐点であり、「口熊野」と称される。面積は1000 km2を超え、近畿地方の市では面積が最大である(全国順位は28位)。 | ||||||
人口:67,451人 面積:1,026.91km2 | ||||||
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1.高山寺 (田辺市) ・真言宗御室派 ・和歌山県田辺市稲成町392 | ||||||
高山寺(こうざんじ)は、和歌山県田辺市にある真言宗御室派の寺院。山号は正南面山。本尊は大日如来。 | ||||||
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2.東光寺 (田辺市) ・天台宗 ・和歌山県田辺市本宮町湯峯113 | ||||||
東光寺(とうこうじ)は和歌山県田辺市の湯の峰温泉にある天台宗の寺院。山号は薬王山。 | ||||||
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3.三栖廃寺跡 ・ | ||||||
三栖廃寺跡(みすはいじあと)は、和歌山県田辺市下三栖にある古代寺院跡。塔跡は国の史跡に指定されている。 | ||||||
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4.高原熊野神社 ・和歌山県田辺市中辺路町高原1120 | ||||||
高原熊野神社(たかはらくまのじんじゃ)は和歌山県田辺市中辺路町高原にある神社。正式名称は「熊野神社」。高原王子とも呼ばれ、社格は旧村社。高原集落の熊野古道中辺路に面した場所に鎮座し、本殿は和歌山県指定有形文化財(建造物、昭和36年〈1961年〉4月18日指定)である[1]。境内地の景観は名勝「南方曼荼羅の風景地」(2015年〈平成27年〉10月7日指定)の一部[2]。 | ||||||
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5.滝尻王子 ・和歌山県田辺市中辺路町栗栖川859 | ||||||
滝尻王子(たきじりおうじ)は和歌山県田辺市にある神社。現在の宗教法人としての名称は滝尻王子宮十郷神社(たきじりおうじぐうとうごうじんじゃ)[1]。前身は九十九王子の滝尻王子で、五体王子の一つに数えられた(『熊野権現蔵王宝殿造功日記』)。 | ||||||
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6.近露王子 | ||||||
近露王子(ちかつゆおうじ)は和歌山県田辺市中辺路町の神社旧址。九十九王子のひとつ。国の史跡「熊野参詣道」(2000年〈平成12年〉11月2日指定)の一部である[1]。 | ||||||
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7.継桜王子 ・和歌山県田辺市中辺路町野中591 | ||||||
継桜王子(つぎざくらおうじ、次桜王子・続桜王子とも)は、和歌山県田辺市中辺路町にある神社。熊野九十九王子社のひとつ。国の史跡「熊野参詣道」(2000年〈平成12年〉11月2日指定)および名勝「南方曼荼羅の風景地(2015年〈平成27年10月7日指定)の一部[1]。 | ||||||
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8.鬪雞神社 ・和歌山県田辺市東陽1-1 | ||||||
鬪雞神社(とうけいじんじゃ)[1][2]は、和歌山県田辺市にある神社。登記上の宗教法人名称は鬪鷄神社(とうけいじんじゃ)[要出典]。「鬪鶏神社」や「闘鶏神社」などとも表記される。旧称は田辺宮、新熊野、新熊野雞合大権現。通称:権現さん。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。 | ||||||
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9.丹生神社 (田辺市) ・和歌山県田辺市龍神村東224番地 | ||||||
丹生神社(にうじんじゃ)は、和歌山県田辺市の龍神村上山路地区にある神社である。 | ||||||
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10.発心門王子 | ||||||
発心門王子(ほっしんもんおうじ)は和歌山県田辺市本宮町の神社旧址。九十九王子のひとつで、五体王子のひとつにかぞえられた。国の史跡「熊野参詣道」(2000年〈平成12年〉11月2日指定)の一部[1]。南無房堂址とともに県指定史跡(1967年〈昭和42年〉4月14日)[1]。 | ||||||
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11.湯の峰王子 | ||||||
湯の峰王子(ゆのみねおうじ)は和歌山県田辺市本宮町湯峰にある神社。九十九王子のひとつで、湯の峰温泉の温泉街にほど近い、東光寺の裏手の丘の上にある。国の史跡「熊野参詣道」(2000年〈平成12年〉11月2日指定)の一部[1]。 | ||||||
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12.龍神宮 ・和歌山県田辺市上秋津龍神山 | ||||||
龍神宮(りゅうぜんぐう)は、和歌山県田辺市上秋津にある神社である。龍神山の山頂近くに鎮座し、神木であるウバメガシは和歌山県指定の天然記念物。 | ||||||
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13.蟻通神社 (田辺市) ・和歌山県田辺市湊19番6号 | ||||||
蟻通神社(ありとおしじんじゃ)は、和歌山県田辺市湊にある神社である[1]。 | ||||||
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14.伊作田稲荷神社 ・和歌山県田辺市稲成町1124 | ||||||
伊作田稲荷神社(いさいだいなりじんじゃ)は、和歌山県田辺市稲成町にある神社。旧社格は村社。 | ||||||
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15.九十九王子 (田辺市中辺路町) | ||||||
本項目では、和歌山県田辺市市内・旧中辺路町域内に所在する九十九王子(くじゅうくおうじ)について述べる。 | ||||||
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16.九十九王子 (田辺市本宮町) | ||||||
本項目では、和歌山県田辺市市内・旧本宮町域内に所在する九十九王子(くじゅうくおうじ)について述べる。 | ||||||
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17.熊野本宮大社 ・和歌山県田辺市本宮町本宮1100 | ||||||
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)は、和歌山県田辺市本宮町本宮にある神社。熊野三山の一つ。家都美御子大神(けつみみこのおおかみ、熊野坐大神〈くまぬにますおおかみ〉、熊野加武呂乃命〈くまぬかむろのみこと〉とも)を主祭神とする。かつては式内社(名神大社)。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の1つ。 | ||||||
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18.須佐神社 (田辺市) ・和歌山県田辺市中万呂5 | ||||||
須佐神社(すさじんじゃ)は、和歌山県田辺市中万呂[1](なかまろ)に鎮座する神社。須佐之男命(すさのおのみこと)を主祭神とする。旧社格は村社。 | ||||||
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19.衣笠城 (紀伊国) | ||||||
衣笠城(きぬかさじょう)は、紀伊国(現・和歌山県田辺市中三栖)にあった日本の城。 | ||||||
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20.田辺城 (紀伊国) | ||||||
田辺城(たなべじょう)は、和歌山県田辺市にかつて存在した日本の城。別名は錦水城(きんすいじょう)、湊村城、湊城など。現在の田辺市街の西南端に位置し、会津川の河口左岸と海に隣接していた。遺構として石垣と水門が残る。水門は田辺市指定史跡[1]。 | ||||||
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21.鶴ヶ城 (紀伊国) | ||||||
鶴ヶ城(つるがじょう)は、紀伊国(現・和歌山県田辺市龍神村東)にあった日本の城。別名は増賀城。 | ||||||
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22.田辺市立歴史民俗資料館 ・〒646-0029和歌山県田辺市東陽31番1号 | ||||||
田辺市立歴史民俗資料館(たなべしりつ れきしみんぞくしりょうかん)は、和歌山県田辺市にある公設の博物館。以前は田辺市下屋敷町120-3[1]に所在したが、田辺市立図書館の移転に合わせて閉館し、田辺市文化交流センター(たなべる)の2階に2012年12月1日に再開館。 | ||||||
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23.百間山渓谷かもしか牧場 ・〒646-1321和歌山県田辺市熊野225 | ||||||
百間山渓谷かもしか牧場(ひゃっけんざんけいこくかもしかぼくじょう)は、和歌山県田辺市熊野にあった市営のニホンカモシカの飼育牧場。大塔かもしか牧場(大塔村かもしか牧場、大塔カモシカ園)とも。略称「かもしか牧場」。 2011年(平成23年)の紀伊半島大水害で百間山渓谷キャンプ村とともに閉鎖状態となり、2021年(令和3年)12月の田辺市議会で市は百間山渓谷キャンプ村の再開と百間山渓谷かもしか牧場の廃止に関する議案を提出することになり牧場は廃止されることになった[1]。 | ||||||
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24.熊野古道なかへち美術館 | ||||||
田辺市立美術館分館 熊野古道なかへち美術館(たなべしりつびじゅつかんぶんかん くまのこどうなかへちびじゅつかん、Kumanokodo Nakahechi Museum)は、和歌山県の熊野古道中辺路にある公立美術館である。 日本画家・野長瀬晩花と南画家・渡瀬凌雲の作品を中心とする郷土ゆかりの日本画家作品など1000点以上収蔵し、展示している。 建物は、光が放出しているガラス箱のような特徴的な外観である。館内は展示室を囲むように回廊があり、裏側に休憩コーナーがある。回廊とロビーは全面ガラス張りになっているので、そこで古道の美しい風景を眺めて過ごすこともできる。古道を歩く人々が気軽に立ち寄れるスポットである。 | ||||||
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25.田辺市立美術館 | ||||||
田辺市立美術館(たなべしりつびじゅつかん、Tanabe City Museum Of Art)は和歌山県田辺市の新庄総合公園内にある美術館。田辺市出身の実業家で収集家・脇村禮次郎より寄託されたコレクションを基礎に1996年開館した。 紀州の三大文人画家、祇園南海、桑山玉洲、野呂介石をはじめとする郷土ゆかりの作家と作品を中心に収集・展示を行っている。また、禮次郎の実兄で経済学者・脇村義太郎が収集した日本洋画のコレクションも充実している。 | ||||||
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26.南方熊楠顕彰館 ・〒646-0035和歌山県田辺市中屋敷町36 | ||||||
南方熊楠顕彰館(みなかたくまぐすけんしょうかん、Minakata Kumagusu Archives)は、和歌山県田辺市中屋敷町にある博物館類似施設。 南方熊楠の死後、遺族により邸宅・書物・文献・書簡・標本等は保全されていた。2000年最後に残った長女・文枝が亡くなるが、その遺志によって、それらは田辺市に寄贈された。田辺市は、傷みが激しかった南方邸を補修し、熊楠存命時の状態に復原するとともに、熊楠の生涯や文献を紹介・保存する顕彰館が南方邸の北隣に開館した。 | ||||||
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27.紀伊新庄駅 ・和歌山県田辺市新庄町472-2 | ||||||
紀伊新庄駅(きいしんじょうえき)は、和歌山県田辺市新庄町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。 | ||||||
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28.紀伊田辺駅 ・和歌山県田辺市湊1番24号 | ||||||
紀伊田辺駅(きいたなべえき)は、和歌山県田辺市湊にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。事務管コードは▲622067[2]。 | ||||||
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29.芳養駅 ・和歌山県田辺市芳養松原二丁目25-19 | ||||||
芳養駅(はやえき)は、和歌山県田辺市芳養松原2丁目25番19号にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。同線では冷水浦駅と並んで難読駅として知られている。 | ||||||
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30.新庄総合公園 ・田辺市 | ||||||
新庄総合公園 (しんじょうそうごうこうえん)とは、和歌山県田辺市にある総合公園である。 | ||||||
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31.奥熊野温泉 | ||||||
奥熊野温泉(おくくまのおんせん)は、和歌山県田辺市中辺路町近露にある温泉。 | ||||||
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32.上小野温泉 | ||||||
上小野温泉(かみこのおんせん)は、和歌山県田辺市中辺路町近露にある温泉。 | ||||||
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33.川湯温泉 (和歌山県) | ||||||
川湯温泉(かわゆおんせん)は、和歌山県田辺市本宮町(旧国紀伊国牟婁郡)にある温泉。 | ||||||
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34.湯の峰温泉 | ||||||
湯の峰温泉(ゆのみねおんせん)は、和歌山県田辺市本宮町(旧国紀伊国牟婁郡)湯の峰にある温泉。4世紀頃に熊野の国造、大阿刀足尼によって発見され、後に歴代上皇の熊野御幸によってその名を全国に知らしめた日本最古の湯で、古くから熊野詣の旅人達にとっての湯垢離と休息の場として知られていた。2004年には紀伊山地の霊場と参詣道の構成資産の一部として、温泉としては初の世界遺産にも登録されている。餓鬼阿弥の姿となり死の淵を彷徨う小栗判官が、照手姫の助けで湯に浸かって体を癒した「小栗判官と照手姫伝説」が残る[1]。 | ||||||
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35.龍神温泉 | ||||||
龍神温泉(りゅうじんおんせん)は、和歌山県田辺市龍神村(旧紀伊国日高郡)にある温泉。美肌効果の高い泉質で日本三美人の湯のひとつに数えられる。 | ||||||
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36.渡瀬温泉 | ||||||
渡瀬温泉(わたぜおんせん)は、和歌山県田辺市本宮町(旧国紀伊国牟婁郡)にある温泉。 | ||||||
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37.耳取山 | ||||||
耳取山(みみとりやま)は、紀伊山地の和歌山県と奈良県との県境付近、龍神岳の東にある標高1,363mの山である。または、龍神岳の正式名称決定以前に呼ばれていた名称[1]。 国土地理院が2000年に和歌山県の最高峰と言われてきた護摩壇山(1,372m)より10m高い山があるということを発表したが、混同されて耳取山とされることがあった。しかし、耳取山は1,363mの山なので最高峰ではなく、実際の最高峰(護摩壇山の約700m東にある標高1,382mの山)には名称がなかったため、田辺市が最高峰の名称を公募した結果、2009年3月に「龍神岳」と命名された[2]。周囲は和歌山県で最も標高の高い一帯であり、四方八方同じような1,000m級の山々に囲まれている。 | ||||||
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38.神島 (和歌山県) | ||||||
神島(かしま)は、和歌山県田辺市にある無人島。全島が照葉樹林に覆われ、南方系の植物が多く知られることから、天然記念物に指定されている。南方熊楠が保存運動に動いたことでも知られている。 | ||||||
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39.神島 (和歌山県) | ||||||
神島(かしま)は、和歌山県田辺市にある無人島。全島が照葉樹林に覆われ、南方系の植物が多く知られることから、天然記念物に指定されている。南方熊楠が保存運動に動いたことでも知られている。 | ||||||
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40.会津川 | ||||||
会津川(あいづがわ)は、和歌山県南部(紀南)を流れる二級水系の河川[2]。和歌山県の治水事業においては「左会津川水系」と定義されている。 | ||||||
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41.芳養川 | ||||||
芳養川(はやがわ)は、紀伊半島の南西を流れる河川。和歌山県中南を流れる二級水系の本流である。 | ||||||
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42.日高川 | ||||||
日高川(ひだかがわ)は、和歌山県中部を流れる二級水系の本流。総延長では熊野川、紀ノ川に次いで和歌山県を流れる河川の中で3番目であるが、県内だけの長さに限れば最長となる[1]。日本一長い二級河川でもあり、支流の数も約50に上る。水系流域の上流部に奈良県吉野郡十津川村の一部が含まれる[注釈 1][注釈 2]が、河川法により和歌山県が県内の区間を指定して管理している。 | ||||||
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43.あがら丼 | ||||||
あがら丼(あがらどん)は、和歌山県田辺市の観光協会を中心としたプロモーション事業で提供されている丼物の総称である。2007年11月販売開始で、半年ごとにメニューが入れ替わる。 | ||||||
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44.大坊みかん | ||||||
大坊みかん(おおぼうみかん)は、和歌山県田辺市芳養町(はやちょう)大坊地区(おおぼうちく)で栽培されるウンシュウミカンのブランドである。本項目では、大坊みかんを含めた、田辺市芳養町栽培のミカン全般について記述する。 大坊みかんは、早生温州と呼ばれる種類のミカンである。その特徴は、他の多くの早生温州が12月までに収穫・出荷を終えてしまうのに対し、木に実を付けたまま熟成させて1月を過ぎてから収穫する点にある[1][2]。このような栽培が可能なのは、土壌の水はけがよく霜害もほとんどない、潮風を適度に受けられるなどの条件が備わっているためとされる[1][2]。 上記の通り、他の産地で同種のミカンの出荷が終わってから出荷されることに加え、出荷量や出荷先も限られている[2]。これらの条件により、市場では一定の引き合いがある[1]。 | ||||||
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45.ぼうり | ||||||
ぼうりは、和歌山県大塔村(現・田辺市大塔地区)の郷土料理[2]。里芋(親芋)を丸ごと煮て椀に盛り付けた料理で、大塔村では餅の代わりに御節料理としても食べられていた[2][3]。 1331年、護良親王が熊野落ちの際に山伏に変装して大塔村を訪れ村人へ餅を所望したが、村には「山伏姿の者に便宜を図らないよう」との布告が出ていたこともあって、どの家でも断った[1][4][5]。後に山伏姿の者の正体を知った村人は非礼を詫びるため正月に餅をつかず、代わりに里芋を煮込んだ「ぼうり」を食べるようになったという[1][4][5]。 1935年に大覚寺(京都市)で護良親王の六百年忌が営まれた際に、大塔村の村人も参列して過去の非礼を詫び、600個の餅を供えて供養を行った[5]。以降は、正月に餅をつくようにもなったが、正月に「ぼうり」を食べる文化は一部に継続している[5]。 | ||||||
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