湯の峰温泉(ゆのみねおんせん)は、和歌山県田辺市本宮町(旧国紀伊国牟婁郡)湯の峰にある温泉。4世紀頃に熊野の国造、大阿刀足尼によって発見され、後に歴代上皇の熊野御幸によってその名を全国に知らしめた日本最古の湯で、古くから熊野詣の旅人達にとっての湯垢離と休息の場として知られていた。2004年には紀伊山地の霊場と参詣道の構成資産の一部として、温泉としては初の世界遺産にも登録されている。餓鬼阿弥の姿となり死の淵を彷徨う小栗判官が、照手姫の助けで湯に浸かって体を癒した「小栗判官と照手姫伝説」が残る[1]。 | ||||||
所在地 : 和歌山県田辺市本宮町 | ||||||
交通 : バス -熊野交通・奈良交通:バス停「湯の峰温泉」 | ||||||
泉質 : 含硫黄炭酸水素塩泉(ナトリウム) | ||||||
湧出量: 約30 L/分 | ||||||
液性の分類: 中性 | ||||||