龍門山(りゅうもんざん)は、和歌山県紀の川市にある標高755.9mの山である。龍門山脈の主峰。 古くから和歌山平野に位置する名峰として知られ、紀州富士と呼ばれている。『紀伊国名所図会』に「府下より是を望むに、その形あたかも富嶽に似たり」と記されている。 正平14年/延文4年(1359年)、山頂に南朝方・四条隆俊が3,000余騎を率いて集結し、北朝方の畠山義深率いる30,000余騎と激闘が繰り広げられた龍門山の戦いの古戦場として知られている。 また、日本固有の蝶であるギフチョウの最南端生息地である事や、和歌山県指定の植物キイシモツケも自生しており、豊かな自然が残っている[1]。 | ||||||
所在地 : 日本和歌山県紀の川市 | ||||||
標高 : 755.9 m | ||||||
山系 : 龍門山脈 | ||||||