国後島(くなしりとう)は、北海道知床半島から見て根室海峡の東の対岸に位置する島。ロシア名はクナシル島(Остров Кунашир)、英語表記はKunashirである。ロシアによる実効支配が続く北方領土の1つである。ロシアによる統計では、2020年の人口は約1万2000人で、中心都市は 古釜布 (ユジノ・クリリスク,人口7825人)[1]。 島の名前の由来は、アイヌ語の「クンネ・シㇼ/ㇽ(kunne-sir, 黒い・島)」[2]または「キナ・シㇼ/ㇽ(kina-sir, 草の・島)」[3]からであるが、どちらが本当の由来かははっきりとしていない。日本語名もロシア語名も国際標記もこのアイヌ語に起源を持つ。 |