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口之島の概要

口之島(くちのしま)は、吐噶喇列島に属する火山島である[1]。面積は13.25平方キロメートル[2]、最高標高は628.3メートル[2]。島の周囲は20.38キロメートルである[3]。 吐噶喇列島で最も北に位置する有人島であり[4]、吐噶喇列島の玄関口となっている[5]。また記録に残る火山活動はないが「過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動がある火山」として活火山に指定されている[6][7]。 口之島の北端部を北緯30度線が通っており[8][9]、第二次世界大戦終戦後の1946年(昭和21年)に北緯30度線を境界として口之島以南の区域はアメリカ合衆国の統治下に置かれた[10]。口之島は1952年(昭和27年)の日本国への復帰までの間「国境の島[注釈 2]」となり[11]、日本国とアメリカ合衆国統治下の沖縄・奄美群島との間の密貿易の拠点となった[12]。

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