五ヶ瀬川(ごかせがわ)は、宮崎県北部(一部熊本県阿蘇地方)を流れる五ヶ瀬川水系の本流で、延岡市から日向灘に注ぐ一級河川である。 300年の伝統を誇る延岡市流域一帯の鮎梁は秋の風物詩として有名であり、河原の簗場で鮎を焼く香ばしい香りは、環境省の「日本のかおり風景100選」にも選定されている。上流域の宮崎県高千穂町は、日本神話の天孫降臨の舞台として知られている。大正末期から昭和初期にかけて五ヶ瀬川と大瀬川に畳堤が計2キロ分が作られた。このうち現存する五ヶ瀬川の両岸に残る約980m分が、2015年(平成27年)に土木学会選奨の土木遺産に認定されている[1][2][3][4]。2016年には「ふるさとへの熱い思いが奇跡の堤防を産んだ」で、平成28年度手づくり郷土賞受賞[5]。 | ||||||
水系 一級水系 五ヶ瀬川 | ||||||
種別 : 一級河川 | ||||||
平均流量: 1,820 km² | ||||||
水源 : 向坂山(宮崎県) | ||||||
流域 : 日本宮崎県・熊本県 | ||||||