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河内晩柑の概要

河内晩柑(かわちばんかん)とは、柑橘類の一種である。美生柑(みしょうかん)、愛南ゴールド(あいなんゴールド)、宇和ゴールド、ハーブ柑、天草晩柑、ジューシーフルーツ、ジューシーオレンジ、灘オレンジ、夏文旦などとも呼ばれる。 河内晩柑は、昭和10年に熊本県飽託郡河内村(現・熊本市西区河内町)で発見された自生種で、ザボン(ブンタン)の血を引いていると考えられていたが、近年のゲノム解析により弓削瓢柑の変種である説が最有力となった。 地名から「河内」と年を越して春を過ぎた夏になって収穫を迎える一番遅い季節の収穫ということから「晩」の柑橘とされ「河内晩柑」と名付けられた。 外観や味から和製グレープフルーツと称される。名称にもあるように晩生であるが、5月に開花してから翌年の8月を過ぎても樹上に実がついたままという特徴がある。また収穫適期が春以降のために越冬する必要があり、冬期も一定以上の気温でほとんど降霜することのない温暖な地域での栽培が適している。そのため、主な生産地は愛媛県の南予地方や九州の南部あたりになる。

河内晩柑  画像が見えない時はこのリンクをクリックしてください(Wikipediaに画像があります)

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