いちご大福(いちごだいふく)は、イチゴの果実が入った大福餅[1]。表記は「いちご大福」のほか「イチゴ大福」「苺だいふく」も存在する。 求肥に包まれた餡の中にイチゴが入った生和菓子を指すが、餡とともにイチゴを求肥で完全に包み込むものと、大福餅の切れ目にイチゴを入れ込むものと2つの製法が知られる[2][3]。イチゴの色に合わせて求肥をピンクに着色する、生クリームを使用するなどバリエーションに富み、また餡についても地域や販売店によって小豆餡・白餡を単独あるいは混ぜ合わせて使用するなど様々工夫がされている[3][2][4]。 生鮮食品であるイチゴ果実を使用するため、比較的日持ちが短い[2]。食べるときに舌にピリピリ感が生じることがあるが、これはイチゴから発する二酸化炭素によるものであり、時間がたつほどピリピリ感が強くなるとされる[2]。 | ||||||