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上刈ミカンの概要

上刈ミカン(うえかりミカン)は、新潟県糸魚川市の上刈(うえかり)地区を中心に栽培されていたミカンの品種で、別名を糸魚川ミカン(いといがわミカン)ともいう。日本での食用ミカン栽培北限の品種とされ、糸魚川の出身で詩人・歌人として知られる相馬御風は、1936年に作詞した『糸魚川小唄』の一節で、「こうじ蜜柑の色づく頃は濡らすまいぞえ稲架(はさ)の稲」と詠っている[1][2][3]。「ミカン巻き」(ほだ巻き)といわれる木の冬囲いや、寒空の下でのミカン露店売買風景は、糸魚川地方の冬の風物詩であった[3][4][5][6]。温州ミカンの普及による商品価値の下落や、原木の老齢化による枯死、寒害などの影響によって絶滅が危惧されるほどに木の数が減少しているが、近年保護が図られている[3][4][7][8]。

上刈ミカン  画像が見えない時はこのリンクをクリックしてください(Wikipediaに画像があります)

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