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佐白山の概要

佐白山(さしろさん)は茨城県笠間市にある山。三角点のある場所は182.1メートルだが、 佐志能神社のある山頂は205メートルとなっている[1]。 笠間盆地の中央に位置しており、全山が樹木に覆われた植生豊かな山で、自生する植物は数百種にも及ぶ[2]。古くは信仰の山で、神の使いとされる白い雉、白い鹿、白い狐が住むことから「三白山」と呼ばれていたと言う[3]。また、白雉2年(651年)に真言宗の「三白山三白寺」が山頂に建立されたとも言い伝えられている[3]。山内にあった多くの神社や寺院は鎌倉時代に笠間城が築城されたことなどから他所に移されたり破却され、江戸時代になると笠間藩の藩庁が置かれた。現在も堀跡や石垣など城の遺構が残り、笠間市による調査や保存が行なわれて[4]、城跡公園として整備されている。
所在地 :  茨城県笠間市笠間
標高 :  205 m  

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