味噌かんぷら(みそかんぷら)は、福島県の郷土料理。 500円玉くらいの小さいかんぷら(ジャガイモ)[1]を、皮付きのまま多めの油で炒めて火を通し、味噌と砂糖を加えてから味が染みるまで煮詰めたもの[2]。 食糧難で、ジャガイモが米の代わりに主食として食べられていた頃に生まれたとされる。ジャガイモを収穫する際に出る、売り物にならない未成熟の小さい芋を集めて料理し、甘じょっぱく味付けしたものがおやつなどとして人気となった[2]。 現在では農家が小さい芋が取れた時、味噌かんぷらを作るために取っておくこともある[3]ほか、味噌かんぷらを使ったアレンジメニューがローカル番組で紹介される[4]など、福島県内では馴染みのある料理となっている。 | ||||||