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妹背山 (奈良県)の概要

妹背山(いもせやま)とは、奈良県中部の吉野郡吉野町上市の東方にある2つの山の総称。吉野川を挟んで相対する孤立丘陵で、北岸の山は妹山(260m)、南岸の山は背山(272m)である。浄瑠璃・歌舞伎の『妹背山婦女庭訓』で知られている[1]。 妹山は黒雲母・絹雲母千枚岩・石英片岩などの石からなる山で、全山が照葉樹の原生林に覆われる。山麓には大名持神社が鎮座するため、859年(貞観元年)以前から信仰の対象の「忌み山」として入山を禁止された。これにより妹山での人工林の開発が不可能となったため、原始林的な樹叢は残っている。樹林の中に0.5m以上の厚さの腐植土が堆積しており、ツルマンリョウ(奈良県、山口県と鹿児島県の屋久島に隔離分布する稀有な種)、ルリミノキ、テンダイウヤク、ナガバジュズネノキ、ホンゴウソウ、ホングウシダなどの暖地性植物からなる植物群落があるため、西日本の特殊暖帯林として、1928年(昭和3年)3月24日に国の天然記念物の「妹山樹叢」に指定されている[2][3][4]。

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