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尾太岳の概要

尾太岳(おっぷだけ)は白神山地にある山の1つで、山頂は青森県西目屋村の美山湖から南に8kmにあり、三等三角点「尾太」(標高1083.52)が設けられている[1][2]。 北麓には江戸時代から昭和期にかけて隆盛した尾太鉱山がある。[3] 江戸時代の菅江真澄は尾太岳一帯を何度か訪れており、当時の尾太鉱山や暗門滝の様子を書き残している。このうち『雪の母呂太奇(もろたき)』[注 1]の中で「オツフの名はもと蝦夷いへるなるべし」と、アイヌ語地名であることを指摘している。[4][5][6] 「尾根が太い」ことからきているという説[7]もある。 江戸時代には津軽藩では八甲田山を「耕田(かうた)嶽・山」と文書に記載していた。ところが1834年(天保5年)10月11日、津軽藩はにわかにこれまでの耕田山を甲田山に改め、尾太山を乙富山に、鳴沢を成沢に改めるように指示した。しかしこの八甲田山、尾太岳の頭文字を甲乙揃えようとする指示は定着しなかった[8]。
所在地 :   日本青森県西目屋村
標高 :  1083.52[1] m  

尾太岳  画像が見えない時はこのリンクをクリックしてください(Wikipediaに画像があります)

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