川崎橋(かわさきはし)は、日本の宮城県仙台市青葉区にある橋で、広瀬川に架かり、仙台市道戸崎線を通す。ニッカ橋ができた1968年まで、国道48号(作並街道)から対岸の新川地区に通じるためには最も重要な橋であった。 橋の名は、左岸にある川崎という地名による。かつて名取郡と宮城郡の郡界には、広瀬川と名取川の分水嶺を通るところと、広瀬川まで名取郡が張り出してくるところがあった。川崎橋があるところは、両岸とも宮城郡作並村(後に広瀬村の一部)に属するが、すぐそばを流れる支流新川川を越えたところは名取郡新川村(後に秋保村の一部)に属した。橋の便益をもっとも良く受けるのは秋保村新川地区の住民なのに、橋を管理するのは広瀬村であって、新川地区住民の要望が通りにくい状況があった。 |