有家川(ありえがわ)は、島原半島の雲仙岳南麓を南へ流れ下り、有明海南部へ注ぐ二級河川である。流域は長崎県南島原市に属するが、源流域は雲仙市にも属する。島原半島では千々石川・有馬川に次ぐ3番目の河川規模をもつ。 清水川・見岳川・有家川の3本の準用河川が下流域で合流する。二級河川に指定されているのは3河川の合流点から河口までの2.2kmだが、雲仙盆地から西有家の北部を流れて合流する清水川は10.3kmの長さがある。 雲仙山系の南西部から南部にかけて連なる、絹笠山(標高879m)・矢岳(標高940m)・高岩山(標高881m)を水源とする。絹笠山と矢岳に挟まれた雲仙盆地(雲仙温泉)から清水川、矢岳の東側斜面から有家川、両河川に挟まれた高岩山の南側斜面から見岳川が流れ出す。 | ||||||
水系 二級水系 有家川 | ||||||
種別 : 二級河川 | ||||||
平均流量: 29.1 km² | ||||||
水源 : 雲仙・矢岳 | ||||||
流域 : 長崎県雲仙市・南島原市 | ||||||