法蓮寺(ほうれんじ)は陸奥国宮城郡塩竈村、現在の宮城県塩竈市にあった真言宗寺院で、戦国時代末期から江戸時代にかけて陸奥国一宮である鹽竈神社の別当であった。院号を「金光明山 法蓮華院 法蓮密寺」と言い、山号「一森山」、別名「塩竈寺」とも呼ばれた。別当として脇院12房と社家29家からなる「一山」の中心となって社務を取り仕切り、鹽竈神社の裏参道(東参道)入り口から一森山中段(現在の東参道、塩竈市役所宮町分庁舎付近から鹽竈神社博物館付近まで)に脇院など多数の建物があったとされる。明治の廃仏毀釈により廃寺となった。本尊は大日如来であったと言われる。 | ||||||
住 所: 宮城県塩竈市一森山 | ||||||
宗派: 真言宗 | ||||||