葭屋橋(よしやばし)は、大阪府大阪市中央区にある東横堀川に架かる土佐堀通の橋。大川からの分流点すぐの位置に架かる。 1784年(天明4年)に、葭屋庄七らによって開発された蟹島遊廓への通路として設けられたものであり、橋も同時期に架橋されたと考えられている。葭屋橋付近の大川・東横堀の水の流れは複雑であり、通船数も多かったため、船が橋脚へ衝突する事故が多発していたと伝わる。その上、洪水の被害も頻繁に受けていたことから、架け換え時には様々な工夫が施され、1804年(文化元年)に架け替えられたときは錦帯橋を模して途中に橋脚を設けない構造とし、さらに明治初期に架け替えられた際には、当時としては珍しい斜張橋の構造が採用された。 | ||||||
所在地 : 大阪市 | ||||||
交差物件: 東横堀川 | ||||||
開通 : 1966年 | ||||||
全長 : 49.2m | ||||||
幅 : 19.5m | ||||||