薬師寺 (やくしじ)は、岐阜県各務原市那加雄飛ヶ丘町にある法相宗の寺院。本尊は薬師如来。開山(創立者)は橋本凝胤大僧正。山号は川崎山。東海四十九薬師霊場第16番札所。昭和13年、川崎航空機(現在の川崎重工業)の社宅街を新設するにあたり現在の寺地に集会所が建てられた。そこに精神修養の道場を設けるという目的で当時の奈良・薬師寺の管主である橋本凝胤大僧正に寺院の開基が依頼され、薬師如来座像が安置された。戦後間もなく境内の一角に保育所が設けられ(現・社会福祉法人雄飛ヶ丘保育園)、混乱期にあった時代の子どもたちの教育には住職自らがあたった。その功績から3代目住職の村上冲胤中僧正は勲五等旭日小綬章と藍綬褒章を授与されている。 | ||||||
住 所: 岐阜県各務原市那加雄飛ヶ丘町129 | ||||||
宗派: 法相宗 | ||||||