1.恵那栗 | ||||||
恵那栗(えなぐり)とは、岐阜県南東部の恵那地方(中津川市・恵那市)で採れる良質な栗の名称。栗きんとん等の栗菓子に使用されている。 岐阜県の恵那地方は、良質な栗の産地として知られているが、近年、JAひがしみのが中心となって、東美濃栗振興協議会超特選栗部会を結成して恵那山麓の地元栽培農家に、土づくりから管理し、栽培条件、出荷条件をクリアできた栗だけを「超特選恵那栗」と名付けて特定の契約先に出荷している。 恵那地方の栗農家で栽培されている栗は、胞衣、丹沢、銀寄、伊吹、出雲、大峰、金華、筑波、紫峰、利平、有麿、石鎚の11品種であり、品種によってそれぞれ特性があり収穫の時期が異なる。多くの栗農家は、早生(わせ)から中生(ちゅうせ)、晩生(ばんせ)までいくつかの品種を混合栽培し、シーズンを通して安定した収穫量を確保している。 | ||||||
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2.恵那市の寒天料理 | ||||||
寒天料理(かんてんりょうり)は、文字通り寒天を主原料にした料理のことであるが、ここでは、岐阜県恵那市(旧山岡町)周辺で町おこしのために発案された寒天料理を紹介する。 | ||||||
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3.菊ごぼう | ||||||
菊ごぼう(菊牛蒡、きくごぼう)は、主に岐阜県恵那地方(恵那市・中津川市)などで栽培されている山菜の1種。他の地域では「山ゴボウ」「アザミゴボウ」ともいう。飛騨・美濃伝統野菜である。 | ||||||
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4.塩いか | ||||||
塩いか(しおいか)は、皮を剥いたイカを茹でて塩漬けにした食材。塩丸いか(しおまるいか)とも言う。長野県、山梨県の北杜市、岐阜県の恵那地方(恵那市・中津川市)の郷土料理である。 | ||||||
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5.しょう味噌 | ||||||
しょう味噌(しょうみそ)(茶づけみそ、納豆味噌とも)は、岐阜県の恵那地方(恵那市・中津川市)周辺の郷土料理。恵那市に隣接している長野県下伊那郡平谷村では、ほぼ同様のものをしょいのみと呼んでいる。味噌といっても、野菜や漬物が比較的多く含まれている御飯のおかずである。 昭和時代まで、恵那市・中津川市周辺の多くの家庭で造られていたが、最近では家庭で造ることは減少傾向にある。現在では恵那市明智町のマルコ醸造が茶づけみそという商品名で製造し販売している。常温以上では発酵が進むため、 秋~冬~春の滋養食物として重宝されている。 | ||||||
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6.つぼ汁 | ||||||
つぼ汁(つぼじる、つぼの味噌汁)は、山梨県の甲府盆地から長野県にかけての範囲で食されているタニシの味噌汁である。長野県ではつぶ汁とも呼ぶ地域もある。1960年代までは岐阜県の恵那地方(恵那市・中津川市)でも盛んに食されていたが田圃に農薬を使用するようになってから食べなくなった。 稲刈り後のたんぼの泥の中からタニシを収穫し、一週間程度真水に入れておき泥を吐かせる。タニシの表面の汚れを落としたら鍋に入れて味噌汁とする。タニシの出汁が出て良い味となる。シジミの味噌汁を濃厚にした味と言われる。タニシの殻から竹串などで身を取り出して食する。 山梨県ではお見合いの席には欠かせない料理とされていた。 | ||||||
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