1.魚の棚 | ||||||
魚の棚(うおんたな・「うおのたな」或いは「うぉんたな」とも)は、兵庫県明石市本町一丁目にある商業地区。 鮮魚店が多いのが特徴で、県外からの客も多く明石の観光地としても重要な位置を占めている。過去にはマルハの創始者中部幾次郎の林兼商店(はやしかねしょうてん)などもあった。 とくに、明石海峡付近や播磨灘一帯で獲られ明石漁港から水揚げされた新鮮な魚介類を「前もの」と呼び、「明石鯛」「明石蛸」を筆頭に活きの良さを売り物としている。 明石銀座通りから、明淡国道(兵庫県道718号線の一部)までを繋ぐ国道2号の南側のアーケード街が「魚の棚商店街」(旧称は魚の棚センター街)とよばれる。全長350mのアーケードの下に、特産の魚介類や練り製品、乾物などを扱う商店を中心に100を超える店舗が軒を連ねており、鮮魚を扱う店が多いことで路面はタイル敷きとなっている。また、名物の明石焼きの店も多く出店される。 | ||||||
Wikipedia 内容詳細 | ||||||
2.海藤花 | ||||||
海藤花(かいとうげ)は、タコの卵から製される食品。兵庫県明石市の名産。 ケシ粒大の卵粒がつらなり、たれさがるのがフジの花房に似ることから、江戸時代に明石藩の儒者・梁田蛻巌によって「海藤花」と命名された[1]。 最初は蛸壺の中に産みつけられたのを「すぼし」にした。のちに塩漬けにもされるようになって、胎卵もしぼりとられるようになった。麹塩漬けにもするが、長くもつのは立て塩漬けである。塩出しをして三杯酢にしたのが最も酒にあうという。ざっとゆでて吸い物におとしたり、みりん醤油で甘露煮風に煮詰めたりする。 | ||||||
Wikipedia 内容詳細 | ||||||
3.釘煮 | ||||||
釘煮(くぎに)は日本の瀬戸内海沿岸(播磨、摂津、淡路)で古くから作られている郷土料理[2]。イカナゴやその稚魚コウナゴ(小女子)、シンコ(新子)を醤油、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮た佃煮の一種である[2]。 できあがりの姿が「曲がって錆びた釘」のように見えることから「釘煮」と呼ばれている[2][3]。 神戸が発祥の地とも言われており、元々は漁業関係者の家庭で作られていた料理だったが[2]、1980年代以降、日本全国に広く知られるようになった[2]。地域外への普及は、元々肉体労働を伴う漁師向けの濃い味付けだった釘煮を明石市の漁業協同組合の女性が一般家庭向きにレシピを改良し、料理講習会を開催するなど普及に努めたという経緯がある[2]。 | ||||||
Wikipedia 内容詳細 |