1.田倉山 ・兵庫県朝来市京都府福知山市 | ||||||
田倉山(たくらやま)は、兵庫県朝来市と京都府福知山市との境にある小型の火山である。宝山(たからやま)とも呼ぶ。標高は350m。 田倉山火山は、玄武岩を基岩とし[1]、東西4.3km、南北2.3kmに広がる溶岩台地と台地北部のスコリア丘からなる[2]。北但馬単成火山群に属する[1]。 スコリア丘は、直径約1km、麓からの比高が140mほどの円錐台形である。頂上部には火口跡と思われる窪みが残り[3]、南側に谷が開いている[4]。 田倉山火山の活動は、約38-30数万年前の間に少なくとも3回以上ある[3]。溶岩は下位から小倉溶岩・衣摺溶岩・田倉山溶岩の3種に区分され[5][3]、最後の噴火で田倉山溶岩を流出させたのち、スコリア丘を形成されたことがわかっている[5][6][3]。 | ||||||
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2.三岳山 ・ 日本京都府福知山市 | ||||||
三岳山(みたけさん)は、丹波高地の丹後山地に位置する山である。御嶽山(みたけさん)と表記されることもある。 丹後山地では西床尾山 (843m)についで2番目の高峰であり、北東側に対峙する大江山 (833m)より高い。山名は源頼光が大江山へ鬼退治に行く際、大江山に見立てて三嶽神社で鬼退治を祈願したことから、「見立て山」が三岳山になったとされている[1]。 南北方向特に大江山山頂から眺めると三角錐型の山容であり、山腹はブナやミズナラの原生林で覆われる。鎌倉時代後期から山岳修験の山として開かれ、南北朝時代初期には八合目の三嶽神社に蔵王権現が祀られたという。かつて南東側喜多にある金光寺から山頂までの参道は女人禁制であった。 | ||||||
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