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海陽町の山

1.愛宕山 (海陽町)  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
愛宕山(あたごやま)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高97.7m。 海陽町を流れる海部川河口の漁港である鞆浦地区に位置する。 山頂には愛宕神社が鎮座し、整備された展望台からは那佐湾を見渡すことが出来る。山頂までは遊歩道が整備されている[1]。
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2.稲横山  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
稲横山(いなよこやま)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高は213m。 旧海南町の南東部にある山。伊勢田川の河口の右岸に位置し、浅川湾の北西方1km余の地点にある。旧浅川村に属した山で、第二次世界大戦中には監視所が設置されたことがある[1]。 現在はほぼ全山にヒノキ・スギの植林が行われている。漁業の町である浅川では海からの目標の山である[1]。
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3.請ヶ峰  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
請ヶ峰(うけがみね)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高は1,009.2m。 旧海南町にある山で、中部山渓県立自然公園に属する。「阿波志」によると、山頂に池があって池ヶ峰と呼ばれたのがなまって請ヶ峰になったとある。また、朽木の根本から聖水(地下水)が流れてきて滝となった記事も見えるが、滝は轟九十九滝のことと推測される[1]。 東から見ると鰻轟山の左にのこぎりの歯を思わせる5つの山稜があり、このうちの一番左が請ヶ峰である[1]。
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4.鰻轟山  ・ 日本徳島県海部郡海陽町・那賀郡那賀町
鰻轟山(うなぎとどろやま)は、徳島県海陽町と那賀町の境にある山。標高は1,046.0m。四国百山選定。 中部山渓県立自然公園に属する。南の麓に轟神社、轟の滝があり、川を王余魚谷(かれいだに)という。「轟神社由緒記」によると、ここにカレイが泳いでいたという。また口碑によれば、大きなウナギが住んでいたとも云われている。 登山コースは、国道195号の海川口から国道193号に入って南下し、郡境の霧越峠にたつ開通記念碑の所から山道に入り、南西に延びる尾根をたどる。
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5.岡本山  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
岡本山(おかもとやま)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高289m。 海部川とその支流である相川の分岐点に位置する。山内にはアマチュアの天文愛好家によって建てられた徳島海南天文台がある。 頂上はパラグライダーのテイクオフ場として使用されており、眼下には海部川が曲線を描きながら流れている[1]。
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6.金瀬  ・ 日本徳島県那賀郡那賀町・海部郡海陽町
金瀬(かなせ)は、徳島県那賀郡那賀町と海部郡海陽町の境にある山である。標高1,147.4m。 那賀町と海陽町の境界をなす山稜上にある山。湯桶丸から東北東へ4kmの地点にある。北の那賀町側には針葉樹の人工林が見られるが、南の海陽町側にはブナ帯で広葉樹の原生林が残っている。稜線付近はスズタケが繋茂して見通しは利かない[1]。 海部山地の一部で西側の稜線が100mほど下がっているが特徴のない山である[1]。
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7.北峯  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
北峯(きたみね)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高は545.3m。「北峰」とも表記される。 旧海南町の北部にある山。旧上那賀町との境界をなす海部山地から派生した山稜で、海部川と樫木屋谷とに挟まれる[1]。 東西約1kmにわたって細長い山域をなし、西側の海部川に面した急斜面は岸壁をなす。地質は四万十帯に属す[1]。
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8.小谷山 (徳島県)  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
小谷山(こだにやま)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高は680.2m。 旧海南町と旧宍喰町の境をなす山。宍喰川の支流である広岡川と海部川の支流である笹無谷川に挟まれた尾根上に位置し、西ヶ峯の東方約2.5kmに位置する。笹無谷を隔てて瀬戸山と対峙する[1]。 北斜面はスギ・ヒノキの完全な人工林で、南斜面は広葉樹と針葉樹の人工林が混じる。イノシシの生息地であり、笹無谷川はアメゴ漁もでき、海部刀の発祥地でもある[1]。
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9.白木山 (徳島県)  ・ 日本徳島県海部郡海陽町・海部郡牟岐町
白木山(しらきやま)は、徳島県海部郡海陽町と牟岐町の境にある山である。標高は745m。 胴切山の南方1km足らず、矢筈山の東方1.5kmの地点にある。地質は四万十帯に属し、徳島藩政期からアンチモニー鉱山として知られていた白木鉱山が1921年(大正10年)頃に廃鉱になった[1]。 白木山には牛鬼という顔が鬼で体が牛の獣が住んでいたという伝承が残されており、牛鬼は猟師に撃たれ、その場所に牛鬼塚と呼ばれる小祠が建っている[1]。
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10.鈴ヶ峰 (徳島県)  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
鈴ヶ峰(すずがみね)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高は395.3m。 頂上に堂があり、観音像が安置されており、かつての円通寺跡である。円通寺は明治期には参拝者が多く、文化年間(1804年-1818年)の「阿波名所図会」にも大きな寺の様子が記載されているが、現在は無住で荒廃している[1]。 鈴ヶ峰のシイ林のヤッコソウ自生北限地は徳島県の天然記念物で、また発生地として国天然記念物に指定されている[1]。
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11.瀬戸山 (徳島県)  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
瀬戸山(せとやま)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高は554m。 旧海南町南部に位置する。海部川の支流である相川と笹無谷川に挟まれた尾根上にある。最高位は540mの等高線で示されるが、その西野標高点は510mを示している[1]。 笹無谷川を隔てて小谷山と対峙する。笹無谷川はアメゴとイタドリで知られ、海部刀の発祥地でもある。イノシシの生息地としてもよく知られる。北斜面はすべてスギ・ヒノキの人工林である[1]。
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12.胴切山  ・ 日本 徳島県海部郡美波町・牟岐町・海陽町
胴切山(どうきりやま)は、徳島県海部郡美波町、牟岐町、海陽町の3町の境に跨る山である。標高883.6m。 牟岐町の最高峰。山頂付近は雑木林になっている。登山道は南東にある大谷から登るのが一般的で約2時間かかる。那賀郡旧上那賀町谷山集落、海南町樫木屋集落などからも登れる。 山の東面に牟岐町から那賀町に至る道が横切っているように見えることから、名付けられた。
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13.西ヶ峯  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
西ヶ峯(にしがみね)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高は924.2m。「海部富士」と称されている。 海部富士の異名をもつ。海部川の支流である相川と野根川に挟まれる山。旧海南町と旧宍喰町の境界をなす。笹無谷川の源流をなしており、ほぼ全山にわたってスギ・ヒノキの人工林となっている。イノシシや野生のシカが生息する[1]。 笹無谷は海部刀と呼ばれる実戦用の刀剣の発祥地で、谷の入り口に記念碑が建っている。またこの谷はイタドリの群生地でもある。登山道は笹無谷をつめて登る[1]。
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14.入道山 (徳島県)  ・ 日本徳島県海部郡海陽町
入道山(にゅうどうやま)は、徳島県海部郡海陽町にある山である。標高は532m。 旧海南町の東端付近に位置する。海部川支流の小川谷と玉笠谷に挟まれた東西に細長い山稜上にある[1]。 「阿波志」には、「玉笠山、また小川村にあり、高さ五百仞、周囲二里半、山麓に渓あり。千余歩を遡れば淵あり、深く澄む」とある[1]。
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15.貧田丸  ・ 日本徳島県那賀郡那賀町・高知県安芸郡馬路村
貧田丸(ひんでんまる)は、徳島県海部郡海陽町と高知県安芸郡馬路村の境にある山である。標高1,018.7m。 湯桶丸から三波に延びる尾根上の南約6kmの地点にある。野根川の源流をなし、旧宍喰町の最高峰として親しまれている。ニホンカモシカの生息地でもあり、イノシシの多い地方である[1]。
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16.矢筈山 (牟岐町・海陽町)  ・ 日本徳島県海部郡海陽町・海部郡牟岐町
矢筈山(やはずやま)は、徳島県海部郡海陽町と牟岐町にある山である。標高800.8m。 海部郡の海陽町と牟岐町の境界をなす。白木山の西方約1.5kmの地点にある。山頂はほぼ南北をなすふたつの隆起があり、矢筈山の北東にある胴切山・白木山からは双耳峰に見える[1]。 北面の中腹に妙法庵(矢筈庵)があり、木彫の十一面観音を祀っている。明治期に開山された修験道の山といわれている[1]。
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17.吉野丸 (徳島県)  ・ 日本徳島県那賀郡那賀町・海部郡海陽町
吉野丸(よしのまる)は、徳島県那賀郡那賀町と海部郡海陽町の境にある山である。標高1,116.5m。 スズタケに覆われ、山頂はわかりにくい。 山頂西端に三角点がある。展望は良く、北西に石立山・剣山、北に平家平、西方に海部山系、南に太平洋も見える[1]。
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