1.源氏ヶ駄場 ・愛媛県西予市野村町大野ヶ原・高知県高岡郡檮原町 | ||||||
源氏ヶ駄場(げんじがだば)は、愛媛県西予市野村町大野ヶ原と高知県高岡郡檮原町にまたがる四国カルスト台地の西部にある標高1,402.9mの山である。駄場とは山頂や山腹の平坦地という意味から山頂の平坦部分を指す。全体としての山名は薊野峰(あぞうのみね)であるが、四国百名山の本には出てこないので、ここでは、源氏ヶ駄場の山名で扱う。なお、大野ヶ原は地区名であり山名ではない。 昔、この無数の白い石灰岩の姿を見た平家の残党が、白馬に乗った多勢の源氏が自分たちを取り囲んでいるものと見間違え慌ててこの地から退却したことが由来と云われている。山頂には大空海山幸福寺の奥之院の建物があり、奥四国カルスト大師石像が祀られている。一等三角点はその横にある。山の中腹には「一夜ヶ森」と云われる自然植生の部分があり、空海(弘法大師)が修行中に一夜を過ごしたという伝説がある[1]。山火事があってもここだけは燃えたことがない。 | ||||||
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2.御在所山 (西予市野村町) ・愛媛県大洲市・西予市 | ||||||
御在所山(ございしょやま)は、愛媛県大洲市肱川町と西予市野村町にまたがる標高668.9メートルの山である。 四国カルストの西への延長上にあり、山頂から尾根づたいの数百メートルは、古い大木の元に石灰岩の巨石奇石が連なり、鬱蒼と茂る木々とあいまって荘厳で幽玄である。石灰岩地の南側には地元では千丈ヶ崖と呼ばれる絶壁がある。山名は神仏がいますところの御在所からというより、平家の落人伝説にからむもののようである。[1] | ||||||
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3.高森山 (宇和島市・西予市) ・愛媛県西予市・宇和島市 | ||||||
高森山(たかもりやま)は、愛媛県西予市と宇和島市にまたがる山。標高635.0m。法華津山脈に属する。 高森山の西には国道56号線が南北に通っており、その上には旧道である法華津峠がある。地元では法華津の山々と呼ばれている。また、法華津富士の名をもつ。山頂には一等三角点がある。南面の宇和海側は展望が良いが、北側は展望が利かない[1]。 | ||||||
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