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上士幌町の橋

1.旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群
旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群(きゅうこくてつしほろせんコンクリートアーチきょうりょうぐん)は、北海道上士幌町の一級河川十勝川水系音更川とその支流に架かる旧日本国有鉄道士幌線のアーチ橋梁群である。昭和初期に士幌線の延伸により架橋された、または、昭和中期に糠平ダム建設に伴う路線の切替のため新線として架橋された。これらは貴重な土木遺構として北海道遺産や近代化産業遺産に認定されており、そのうち5橋が国の登録有形文化財(建造物)にも登録されている[1][2][3]。
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2.糠平大橋  ・北海道十勝総合振興局上士幌町
糠平大橋(ぬかびらおおはし)は、北海道十勝総合振興局上士幌町から一級河川音更川を渡りぬかびら温泉へ至る国道273号の橋梁である。糠平国道の建設に伴い、糠平ダムの直下流140mに対向して建設された。自然環境保護地域である大雪山国立公園内に位置し、自然との調和を重視してアーチ形式(逆ローゼ橋)が採用された。 アーチ支間190m、ライズ径32m、路面勾配3.45%[3]であり、下部構造はダム建設で生じた崖錐層の堆積15mが厚いため安全性を優先して直接基礎[3]とした。橋脚部は高橋脚により曲げ剛性確保のためI断面形状が採用[3]された。 2008年から2009年の間に大雪山国立公園内の糠平大橋から糠平温泉街にかけての19km区間で、道路管理の効率化を図るために監視カメラと気象テレメーターを敷設するための情報管路[4] 構築工事が実施され、糠平大橋にも橋梁添架が増設された。
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3.タウシュベツ川橋梁  ・北海道上士幌町
タウシュベツ川橋梁(タウシュベツがわきょうりょう)[1]は、北海道上士幌町の糠平湖にある、旧国鉄士幌線(廃線)のコンクリート製アーチ橋である[2]。名称に関しては「川」を省略しタウシュベツ橋梁と称されることもあるが、鉄道橋としての本来の正式名称ではなく、また上士幌町や保存会も正式名を継承している。 よく晴れた風のない日に、湖面に橋が映ると眼鏡のように見える。またアーチ橋ということもあり、「めがね橋」の別名を持つ。古代ローマの水道橋遺跡を思わせるその姿は、周辺の景色とも調和しているとされる。第1回北海道遺産に選定された「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の1つである。
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