1.鳴瀬川橋梁 ・宮城県東松島市 | ||||||
鳴瀬川橋梁(なるせがわきょうりょう)は、宮城県東松島市野蒜字下山ノ坊と牛網字下西を結ぶ鉄道橋。東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の野蒜駅と陸前小野駅の間にあり、一級河川 吉田川と鳴瀬川を跨ぐ[1]単線電化の橋梁である。2000年(平成12年)6月完成[2]。プレストレスト鉄筋コンクリート構造下路桁のフィンバック橋という珍しい構造をしている。 鳴瀬川橋梁ではこの方式を鉄道橋としては世界で初めて採用した[1]。なお、フィンバックが橋梁断面の両側についているため、その部分は防風用の柵の代用となる。鳴瀬川橋梁は、フィンバックが低い箇所にも別途防風柵を取り付け、強風による鉄道の乱れを大幅に減少させた。 1999年(平成11年度)土木学会田中賞・日本コンクリート工学協会作品賞、2001年(平成13年度)土木学会デザイン賞優秀賞を受賞している。 | ||||||
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