401.パパイヤ漬け |
パパイヤ漬け(パパイヤづけ)は、パパイアの未熟な果肉を塩漬けした後、味噌や醤油等の調味料で味付けした漬物である。主に鹿児島県の奄美群島で作られている他、沖縄県でも作られている。パリパリした食感があり、みやげ物としても広く販売されており、鶏飯(けいはん)の薬味にもする。 |
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402.ヒカゲヘゴ |
ヒカゲヘゴ(日陰杪欏、学名:Cyathea lepifera)は、ヘゴ科の多年生のシダ植物である。 |
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403.ヒトエグサ |
ヒトエグサ(一重草、学名:Monostroma nitidum)はアオサ藻綱ヒビミドロ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属の海藻の一種[2]。 食用とされる「あおさ」「あおのり」の多くは本種であり、食品として広く活用されている海藻である[3]。 |
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404.ヒハツモドキ |
ヒハツモドキ (学名: Piper retrofractum) は、コショウ科コショウ属に属するつる性木本 (藤本) の1種である(図1)。果実は香辛料や生薬に利用される。別名としてジャワナガコショウ、サキシマフウトウカズラなどがある (右和名欄参照)。ヒハツとよばれることもあるが[2]、2020年現在ふつうこの名は同属別種の Piper longum (この種はインドナガコショウともよばれる[5]) に充てられる。東南アジアに分布し、八重山諸島では香辛料用に栽培され、この香辛料は島胡椒 (島こしょう)、ヒバーチ、ピパーツ、ピパーチ、ピーヤシ、フィファチなどとよばれる[6]。 |
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405.ヒラミ8 |
ヒラミ8(ヒラミエイト)はJAおきなわが製造・販売する清涼飲料[1]。沖縄県のご当地ドリンクでもある。水で4倍に薄めて飲む希釈用ドリンクである[2]。 |
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406.ヒラヤーチー |
ヒラヤーチーは、沖縄県の家庭料理。「ヒラヤーチー」とは「平焼き」の沖縄方言読みである。宮古島では「ナビパンビン」八重山地方では「ピシャハンビル」と呼ばれる。 小麦粉を水または出汁で溶き、ニラあるいは小ねぎ、その他あり合わせの材料を混ぜ、油を引いたフライパンに流しこんで焼く。いわば、沖縄式のお好み焼きである。好みでソースや醤油をかける。常備している食材と庭で簡単に栽培できる野菜だけで作れる簡単な家庭料理として、台風などで外出できないときによく作られる[1]。 |
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407.ブクブク茶 |
ブクブク茶(ブクブクちゃ)は、沖縄県で飲まれる振り茶。煎り米を煮だした湯と茶湯を混ぜて泡立て、その泡を茶湯と赤飯の上に盛って飲む[1]。特徴的な泡が、名称の由来である。 |
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408.フダンソウ |
フダンソウ(不断草[2]、恭菜[3]、学名: Beta vulgaris var. cicla)は、ヒユ科フダンソウ属の一年草 - 二年草。葉菜として改良されたビートの一系統(リーフビート)。別名トウヂサ(唐萵苣)、フダンナ、イツモナ(何時菜)、スイスチャード(英: Swiss chard)。栽培品種スイスチャードに対しては、セイヨウフダンソウ(西洋不断草)の和名があてられる[4]。甜菜やテーブルビートとは同種。 |
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409.ヘチマ |
ヘチマ(糸瓜、天糸瓜、学名: Luffa aegyptiaca)は、インド原産のウリ科の一年草。また、その果実のこと。日本には室町時代に中国から渡来した。別名、イトウリ[3]、トウリ[3]。 |
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410.ポーク玉子 |
ポーク玉子(ポークたまご)とは、缶詰のポークランチョンミートと鶏卵を使った料理。沖縄県の大衆食堂の定食メニューの一つである。 |
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411.ポークたまごおにぎり |
ポークたまごおにぎりは、ポーク玉子(ポークランチョンミートと薄焼き卵)を具材にしたおにぎりである[1]。沖縄県発祥の料理とされる[1]。「おにポー」の略称でも親しまれている。 |
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412.ホソバワダン |
ホソバワダン(細葉海菜、Crepidiastrum lanceolatum)は、キク科の多年草である。近縁種のワダン C. platyphyllum より葉が細いことから命名された。 分布は島根県・山口県の日本海側から沖縄、朝鮮半島南部・中国の海岸の岩場から山裾にかけて生育する。高さ約20~30cmで、地表面にロゼット状の葉を広げ、長さは20〜30cmに達する。長楕円形のものと羽状に深裂した葉の2形がある。基部から多くの茎を出し、太く木化する。花は10〜11月に、黄色の舌状花を約12個もつ頭花を散状に開く。2〜3.5cmほどの痩果になる(冠毛は3〜5mm)。 近縁種のアゼトウナ C. keiskeanum に酷似しているが、ホソバワダンは葉が茎の基部を抱くことから区別できる。 |
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413.ボンカレー |
ボンカレー(Bon Curry)は、大塚食品が発売するレトルトカレーの商品名で、同社の登録商標(日本第961090号)。世界初の市販レトルト食品[1]であり、温色で描かれた同心円のパッケージで知られている。2022年現在の主流はフルーツベースのボンカレーゴールドで、甘口、中辛、辛口、大辛の四種類がある。 商品名の由来はフランス語の形容詞 "bon" からきていて、「良い(優れた)、おいしい」という意味である。 一人暮らしの男性(独身)でも温めるだけで簡単に食べられることから「チョンガーカレー」という案もあった[2]。 2024年現在で発売から56年になる。 |
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414.マガキガイ |
マガキガイ(籬貝、学名: Strombus luhuanus)は、盤足目ソデボラ科(スイショウガイ科)に分類される巻貝である。 |
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415.みき (飲料水) |
みきは、鹿児島県奄美群島および沖縄県で伝統的に作られる飲料である。奄美群島のものは乳酸菌[1]発酵飲料で、うるち米を主原料に、千切りや摺り下ろしにした生のサツマイモ、砂糖を原料として用いる。近代沖縄県糸満市等で作られていたものは乳酸発酵スターターのサツマイモではなく、麦芽を加えて、酵素のアミラーゼで米のデンプンを一部糖化したものであったが、現在沖縄県で販売されているものは、米・麦に砂糖を加えて煮た甘い汁粉に近いものである[2]。 |
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416.味噌汁 |
味噌汁(みそしる)は、日本料理における汁物の一つで、だしを味噌で調味した汁に、野菜や豆腐、麸や魚介類などの食品を実としたスープ様の料理である[1]。御味御付(御御御付、おみおつけ)ともいう[1]。 |
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417.森永ヨーゴ |
森永ヨーゴ(もりながヨーゴ)は、森永乳業の乳酸菌飲料。主に沖縄県の沖縄森永乳業が製造・販売している。紙パックで販売されており、180 ml - 946 mlの製品がある(沖縄県では牛乳も含め1,000 ml紙パックはほとんど存在せず、1クォート(1/4ガロン)に相当する946 mlが一般的)。パッケージのデザインはマッターホルンと牧場、グラスに入ったヨーゴである。 通常商品のほか、レモン味も存在する[1]。 2008年10月から11月にかけて、地元紙『琉球新報』のマスコットキャラクター「りゅうちゃん」とのコラボ商品として「りゅうちゃんヨーゴ」が沖縄県内のローソンで販売された。容量は473 mlのみで味の変更はなかったが、マッターホルンの右からりゅうちゃんが顔を出している独自のパッケージであった。 |
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418.ヤギ |
ヤギ(山羊、野羊、英: Goat)は、ウシ科ヤギ属(Capra)の動物の総称である[1]。 狭義には家畜種 Capra hircus(分類によっては C. aegagrus の亜種 Capra aegagrus hircus)を指す[1]。 |
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419.ヤギカレー |
ヤギカレーは山羊肉を使ったカレーの一種。カリーゴート、ゴートカリーなどの呼び名もある。 予め香辛料で山羊肉に下味をつけ鍋で煮込んだもの。 おもにジャマイカなどのカリブ海地域や東南アジアに伝わる料理。 日本では沖縄[1]など一部を除いて山羊肉を食べる習慣がない為、メニューが存在する料理店は少ない。 |
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420.ヤコウガイ |
ヤコウガイ(夜光貝)、学名:Turbo marmoratus は、古腹足目リュウテン科に分類される巻貝の一種。インド太平洋のサンゴ礁域に生息する大型の巻貝である。重厚な殻の裏側に真珠層があり、古くから螺鈿細工の材料として利用されてきた。その名前から、夜に光ると思われることがあるが、貝自体は発光しない。産地では食用にも利用される。 |
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421.ヨウサイ |
ヨウサイ(蕹菜[3]〈台湾語白話字:èng-chhài、拼音: wèng cài ウォンツァイ〉、学名: Ipomoea aquatica)は、ヒルガオ科サツマイモ属の野菜。クウシンサイ(空心菜)、エンサイの呼称でも知られる。栽培の中心は中国南部や東南アジアなどの熱帯アジア地域で、ニンニク炒めなどにしてよく食べられている。 |
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422.ラッキョウ |
ラッキョウ(辣韮[4]、学名: Allium chinense)はヒガンバナ科[注釈 1]ネギ属の多年草・野菜。別名は「オオニラ」、「サトニラ」。鱗茎を食用とし、独特の匂いと辛味、歯ごたえがある。 |
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423.ランチョンミート |
ランチョンミート(英: luncheon meat)は、食肉を原料とした料理の一つ。日本では缶詰のものがポピュラーである。別名はソーセージミート[1]。 |
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424.リングィーサ |
リングィーサ(ポルトガル語: Linguiça)とは、豚肉を主原料とし、唐辛子などのスパイスを加えたポルトガル風のソーセージ。 ポルトガル以外では、ブラジル、アメリカ合衆国のハワイ州、カリフォルニア州、ロードアイランド州、マサチューセッツ州南東部、日本の沖縄県などで人気がある。英語圏ではポーチュギーズ・ソーセージ(Portuguese sausage)という名称が一般的である。 沖縄県では以下の3ブランドが販売されているが、英語の発音に倣ってポチギという通称で呼ばれることが多い。県内では非常にポピュラーな商品であるが、本土ではほとんど知られておらず、都市部の輸入食料品店や沖縄食材店、ホームメイドのソーセージ専門店を除いて見かけることはない。 |
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425.ルートビア |
ルートビア(英: root beer)は、アルコールを含まない炭酸飲料の一種。 商品としてのルートビアは、アメリカ合衆国において19世紀中頃に生まれたとされる。バニラや、桜などの樹皮、リコリス(甘草の一種)の根(root; ルート)、サルサパリラ(ユリ科の植物)の根、サッサフラス、ナツメグ、アニス、糖蜜などのブレンドによって作られる。使用原料やその配分は厳密に決まっておらず、銘柄によってさまざまなアレンジが施されている。 |
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426.六條豆腐 |
六條豆腐(ろくじょうどうふ)は、豆腐を天日干しにして乾燥させた保存食品。六条、鹿茸、六浄などの文字が当てられることもある。 |
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427.ンブシー |
ンブシーは、水分の多い野菜等の食材を蒸し煮する沖縄料理の調理方法、及び、その調理方法で作った料理。チャンプルー、イリチーと並び、沖縄料理の3大調理法のひとつとされる[1]。ウブシー、ウブサー、ンブサーなどとも呼ばれ、表記は一定しない[2][3]。 元来は、水分を多く含む食材を、水を加えずに食材の水分で蒸し煮する調理法で、豚肉又はランチョンミート(方言名:ポーク)と豆腐を加えて、味噌で味付けすることが多い。また、近年はだし汁を加えることも一般に行われている[4][5][6][7]。代表的なものは、ヘチマ(方言名:ナーベラー)の未熟果を使ったナーベラーンブシーである[5]。 沖縄方言(首里方言)では、「蒸す」を「ンブシュン」といい[8][9]、「ンブシー」には「蒸したもの」という意味がある。つまり、「ンブシー」という語自体には味噌煮という意味合いはなく、醤油味や塩味のンブシーもある[2]。なお、沸騰させた湯の上にセイロを載せて蒸す調理法は、沖縄では「アガラス」(蒸し上げるの意)と表現され、この製法で作られる蒸しパンは「アガラサー」と呼ばれる[10]。 |
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428.ちむどんどん |
『ちむどんどん』は日本のテレビドラマ。2022年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第106作で、2022年4月11日から9月30日まで放送された[1]。沖縄の本土復帰50年を記念し、沖縄本島北部のやんばるを舞台としている[3]。番組制作発表時の公式リリースによると、沖縄料理に夢を懸けるヒロインと強い絆で結ばれた4兄妹の「家族」と「ふるさと」の物語だとされ[3][4]、公式ホームページなどでの記述でも「本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな、50年の物語」だと謳っている。 タイトルの「ちむどんどん」とは、沖縄方言で「胸がわくわくする気持ち」を表す[3]。 |
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429.バクダンおにぎり |
バクダンおにぎりは、球形で大型のおにぎりを意味する俗称。バクダンむすびなどとも呼ばれる。一般的には、中にたっぷりと具材を入れ、全体を海苔で包んだものを指す。具材は一種類でなく、複数のおかずが組み合わされることも多い。 語源については、真っ黒で丸い外見が爆弾や砲弾を連想させる、大きくて食べごたえがあるため破壊力が強い、食べ進むうちに中から具材が弾けるなど諸説ある。 沖縄県糸満市発祥のご当地グルメ。「バクダンかまぼこ」や単に「バクダン」とも呼ばれている[1]。ご飯を魚のすり身で包んで揚げたもので、通常とは逆に外がかまぼこで中がご飯となっている[2]。中身のご飯にはジューシーなどが使用されることが多い[2]。 |
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430.タイモ |
タイモ(田芋)は、浅い水を張った畑(水田)で栽培されるサトイモ。「ミズイモ(水芋)」とも呼ばれる。 主に日本の南西諸島の各地で栽培されており、地域によって呼び名が異なる。沖縄島では「ターンム」(金武町では「ターム」または「ターマーム」)、与論島では「ターヌウン」、沖永良部島では「ターニウム」、奄美大島では「ターウム」、喜界島では「ウム」などと呼ばれている。 |
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431.沖縄料理 |
沖縄料理(おきなわ りょうり)は、沖縄県の郷土料理のこと。琉球料理(りゅうきゅう りょうり)とも呼ばれるが、この場合は琉球王朝時代の宮廷料理を指すことが多い。「琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な『琉球料理』」は、2019年に日本遺産として認定された。 |
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437.アイスクリン |
アイスクリンは、アイスクリームの過去の呼称であり、牛乳を使わないアイスクリーム風の氷菓のこと[1]。 |
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438.あまがし |
あまがしは沖縄県に伝わる伝統的な菓子。大麦と緑豆、黒砂糖を用いた粥状の食品であり、通常は冷した状態で供される。中国の八寶粥や緑豆湯とほぼ同じ食品であり、大陸あるいは台湾から伝わったと考えられる。 元来はユッカヌヒー(旧暦5月4日)、グングヮチグニチ(旧暦5月5日)に子供の健康を祈る意味で、沖縄の家々で作られたが、現在は缶詰やレトルトパックで販売されており、いつでも気軽に味わうことができる。日本のぜんざいが小豆を使い甘味を強調するのに対し、あまがしは乳酸発酵による麦のとろみと緑豆の爽やかな喉ごしを味わう清涼飲料水のような役割を持っていた。箸やスプーンを用いて食べるが、5月には菖蒲の葉を使って食べる。葉の香が染み込んで旨さが倍増する。なお、菖蒲は端午の節句では、子供の無事息災を祈る呪術的な役割を持っており、本土の端午の節句で食される「ちまき」「柏餅」のような役割である。 |
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439.石垣島プリン本舗 |
石垣島プリン本舗(いしがきじまプリンほんぽ、Ishigakijima Pudding Honpo)は、沖縄県石垣市にある石垣島の島プリン、きじむんのがじゅまるバウムを製造、販売する店舗である。 石垣島のお土産、人気スイーツとしてメディアに取り上げられている。人気の石垣島の島プリンはプレーン、紅いも、はちみつ、黒蜜、濃厚、塩、キャラメルと7種類のプリンがあり、この原料として、全て石垣島の厳選された素材を使用していることが特徴である。 TV番組やメディアでも注目され、石垣島観光スポット、石垣島のお土産として有名である。 また、台湾、香港、中国などのメディアでも紹介されたことがきっかけで、外国人観光客からの人気も高い。 |
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440.御冠船料理 |
御冠船料理(うかんしんりょうり[1][2]、おかんせんりょうり[3])とは、中国の皇帝の命を受け、琉球国王の冊封の儀式を行うために琉球に派遣された冊封使を歓待するために、冊封使一行が琉球に滞在する間に行われた七回の「大宴」で振る舞われた料理である。中国の宴会料理を基本とし、福建料理からの影響が色濃いが、沖縄料理、 日本料理と融合している面も見られる。 |
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441.カタハランブー |
カタハランブーは、天ぷらの生地のみを油で揚げた沖縄県の食品。 カタハランブーとは「片腹が重(んむ)い」という意味の沖縄方言で、沖縄風てんぷらの生地を鍋肌から垂らし、片側を厚く、もう片方をせんべい状に薄く揚げる[1]。白アンダギー[1][2]またはタラシアギー[1]とも呼ばれている。 甘味はなく、淡い塩味で中身のない衣だけの天ぷらである[2]。 沖縄では「男性」を象徴する食べ物とされており、結納では女性を象徴するサーターアンダギーと対になって出され[1][3]、子孫繁栄などの願いを込めて食べられている[2]。 |
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442.桔餅 |
桔餅(橘餅[1]、きっぱん[2])は、沖縄県の菓子の名称。「ちっぱん」ともいう[2]。読み方は「きっぱん」の方が古くからある読み方とされる[2]。 クニブ(九年母 クネンボ[3])やカーブチーなどの柑橘類の実を砂糖でじっくりと煮詰め[2]、砂糖の衣で覆ったものである[1]。琉球王朝期の1731年ごろに中国から伝来したものとされ、王家でしか伝承されていなかった[2]。後に、謝花家が伝統を受け継ぎ、戦前から製造を始めた[2]。 闘鶏餃や鶏卵糕の材料にも用いられている。王朝期は実の形を残して種と果汁を捨てて砂糖の衣を使用していなかったが、いつしか用いられるようになった。サーターアンダーギー、ちんすこう、鶏卵糕とおなじ中国の影響の濃い菓子である。[要出典] |
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443.クンペン |
クンペンは沖縄の菓子。琉球王国時代から伝わる代表的な琉球菓子の一つ。コンペンとも呼ばれる。 中国菓子の光餅に由来すると考えられているが、近年では薫餅という字が当てられることもある。 材料は小麦粉、砂糖、卵黄、胡麻、落花生、桔餅(九年母の砂糖漬)。小麦粉と砂糖をもとに衣を作り、残りの3つで餡を作る。餡を衣に包んで扁平な円盤状の形が出来たら火で焼く。王朝期は米粉を皮に用いていた。また卵黄のみで衣を作ることもあり、昔は冊封使の歓待料理などで食べられる高級菓子であった。また、法事や祭礼の供え物にも用いられ、聞得大君(最高位の巫女)は黒胡麻餡のクンペンを供えていた。現在でも法事用のお供え物として有名である。 |
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444.ぜんざい |
ぜんざい(善哉)は、豆(主に小豆)を砂糖で甘く煮た日本の食べ物である。 餅や白玉団子、栗の甘露煮などと共に供されることが多い。一般的には豆の原形が存在するものを指して用いられるが、例外もある。 |
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445.闘鶏餃 |
闘鶏餃(たうちぃちょう)は琉球王朝時代より沖縄県で作られている[1]揚げ菓子である。本来の読みは「とうちいちょう」だが、方言による訛りと旧仮名遣いの誤読や誤記により、今日では「たうちいちょう」「たうちいちゃう」「たわちいちょう」などと表記・発音されることが多い。 |
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446.タンナファクルー |
タンナファクルーは沖縄県の郷土菓子。 明治時代に、首里で菓子商を営む玉那覇二郎(タンナファ・ジルー)によって考案された。溶かした黒糖に小麦粉と重曹[1]を混ぜてこね、丸く型抜きして焼いた安価で素朴な焼菓子である。元来、琉球王家にはクンペンという胡麻餡入りの高級菓子があったが、庶民には高嶺の花で手が届かなかった。タンナファクルーは、クンペンの代用品で餡を用いていない。 「タンナファクルー」という名称は二郎のあだ名に由来する。「クルー」は「黒(い人)」の意で、二郎が色黒であったためについたあだ名であったという[2]。 |
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447.ちいるんこう |
ちいるんこう(鶏卵糕)は沖縄県の蒸し菓子である。 |
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448.ちんびん |
ちんびん(煎餅)は、琉球(沖縄県)の菓子。水で溶いた小麦粉に黒糖を加えたものを鉄板などで薄く焼き、細長い棒状に巻いたもの。家庭で手軽につくるためにあらかじめ配合したちんびんミックスも市販されている。食感や見た目はクレープに近い。沖縄製粉のちんびんミックスのパッケージには「沖縄風黒糖入りクレープ」と表示してある。 名前の由来は中国語の煎餅 (中国)(中国語版)によると思われ、北京語の「チエンビン、jiānbǐng」もしくは他の方言音に基づくものと考えられる。中国の「煎餅」は必ずしも小麦粉で作られないが、華北、西北部では小麦粉を使った料理が発達しており、そこから琉球に伝わったとも推測される。沖縄では旧暦5月4日は「ユッカヌヒー」(四日の日)と呼ばれる、日本本土の端午の節句にあたる節句である。当日は那覇や糸満でハーリーが開催され、家庭では子供たちの健やかな成長を祈って神々や仏壇にちんびんを供える。ハレの日の特別な食だったちんびんは、現在では日常的に親しまれている。 |
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449.天妃前饅頭 |
天妃前饅頭(てんぴぬめーまんじゅう)は、沖縄県の菓子。 |
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450.ナントゥ |
ナントゥは、沖縄県で食される菓子の一種。「年頭」の沖縄方言から「ナントゥ」[1]、またはナントゥー[2]とも呼ばれる。味噌味のものは、「年頭味噌」の沖縄方言からナントゥースー[2]、ナットゥンス[3][4]、ナントゥンス[5]とも呼ばれる。 |
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451.のー饅頭 |
のー饅頭(のーまんじゅう)は、沖縄県内のスーパーや菓子店で広く売られている菓子である。「のまんじゅう」などと呼ばれる場合もある。 中華まんの一種「あんまん」であり、その名の通り、饅頭の真ん中に赤く「の」と大書されている。主に冠婚葬祭用に用いられ、干菓子(こーぐゎーし)、松風(まちかじ)と並ぶ沖縄の儀式、祝事用の菓子の一つである。名前は「熨斗」の「の」の字に由来すると言われる[1]。 小麦粉をイースト菌を用いて発酵させ、粒あんを入れて月桃(サンニン)の葉で約一時間蒸し、仕上げに食紅で「の」の字を書くと、のー饅頭が完成する。店が多忙でない場合は、注文に応じて「の」の代わりに「寿」「祝」などのめでたい字のほか、ハートマークなどを書いてくれる。なお、食紅で文字などを入れない白いものは不祝儀用とされるので注意が必要である。 |
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452.ふちゃぎ |
ふちゃぎ(吹上餅)は、沖縄県で食される餅の一種。餅粉に水を加え、こねて蒸したものに、塩茹でした小豆をまぶしつけたものである。形は小判型、もしくは俵型をしている。北陸地方でささげ餅と呼ばれるものと同種の食品である。 旧暦の8月15日(十五夜)に、豊作を祈願してヒヌカン(火の神)と仏壇、神棚に供えた後に食べる縁起物である。小豆には魔除けの意味合いがあり、小豆をつぶさずにまぶすことで当年の災難避けを祈願する。餅には沖縄の通例に従い、搗き餅ではなく練り餅(他府県では一般に団子と呼ばれるもの)が用いられる。 近年は餅や小豆に砂糖で甘味をつけた「甘ふちゃぎ」や、紅芋の粉を混ぜて芋の風味を持たせた「紅芋ふちゃぎ」なども市販されている。 |
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453.ぽーぽー |
ぽーぽーは、小麦粉を適量の水で溶き、フライパン等の平たい鍋で焼き、油味噌を塗って棒状に巻いた沖縄県の菓子[1]。名称は中国の餑餑に由来するとの説もあるが[1]、真偽の程は定かでない。外間守善は「包子」が「ポーズ」と転じ、それが「ぽーぽー」になったと聞かされたという[1]。一般的にはカタカナ表記の「ポーポー」が多い。 |
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454.ムーチー |
ムーチー(餅、鬼餅)は、沖縄県の行事、およびそこで食される菓子の一種。「餅」の一種を意味する沖縄方言であり、カーサ(食物を包む葉、この場合は月桃(サンニン)の葉)で巻くことから「カーサムーチー」と呼ばれることもある[1]。餅粉をこね、白糖や黒糖、紅芋などで味付けを行い、月桃の葉で巻き、蒸して作る。旧暦の12月8日(グレゴリオ暦では概ね1月)に、健康・長寿の祈願のため縁起物として食される[1]。ムーチーを食べる旧暦の12月8日(新暦の1月下旬から2月上旬)は沖縄では最も寒い時期であり、この時期の寒さを沖縄方言でムーチービーサ(鬼餅寒)と呼んでいる[1]。 |
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455.琉球菓子 |
琉球菓子(りゅうきゅうがし)は、琉球王国で王家の祭事や接待に用いられていた菓子[1]。中国と日本の影響を強く受けたとされ、100種類以上の菓子があった[1]。亜熱帯の気候のため、保存性の高い揚げ菓子や焼き菓子が多い[2]。 |
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